水飲み


先週、バス停の屋根の上で水を飲んでいるカラスを見つけました。なんだか、ぎこちなく苦労しながら飲んでいるように見えました。
ちょっと気になって調べてみました。
ほとんどの鳥はくちばしの中に水をすくい、上を向いて喉(のど)に流し込むようにして飲むのだそうです。飛ぶのが上手なツバメなどは、水面に急降下してサッとすくって飲みます。一度にたくさんは飲めないので、同じ動作を何度も繰り返します。
人間のように水を「吸って」飲むことができるのは、鳥類ではハトの仲間だけだということです。花の蜜を「吸う」といわれるハチドリも、実は長い舌で蜜を舐め取っています。ハトだけが水を吸える理由はまだはっきり分かっていないようです。それ以来、ハトを見かけるとつい動きを目で追ってしまいます。
赤ん坊のときからお母さんのお乳を吸って育つ哺乳類には「あたりまえ」のことも、鳥たちにとっては「スゴ技」なのかもしれません。
せっかくの「スゴ技」ですが、新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、学校では水道の蛇口を上向きにして水を飲むことを中止します。
「水分補給は水筒から」を原則とします。熱中症を防ぐために水分補給はとても大切です。毎朝、忘れずに水筒を持たせてください。中身がなくなったら、水道から水を補給することとします。
登校前には、検温、健康観察表の記入とともに、「水筒」「ハンカチ・ハンドタオル」を持っているか確認する習慣をつけてください。
ご協力よろしくお願いいたします。

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